ミミズコンポスト@うさちゃんねる

シマミミズを育成しながら様々な実験を行うというブログ

ミミズコンポスト、大型ヒーターを自作してみた。

今回はミミズコンポストの大型ヒーターを自作してみたという話
アリスは、ミミズコンポストに贅沢にもミドリ商会のピタリ適温というヒーターを使っていたのだが、これでシマミミズたちは温まってるのだろうか?

シマミミズの適温は15~25度と言われており、ここから大きくはずれると
5度以下で冬眠に入り25度を大きく超えると死んでしまうと思われます。

蓋の裏に張り付けたピタリ適温プラスの中心に集まるシマミミズたちをみて思った。
更に大型なピタリ適温プラスを買おうかと思ったのだが意外に5000円近い値段がした
流石に趣味のミミズに5000円近く払うのは痛いw

そこで既に持っているもので大型ヒーターを自作できないかと考えた。
温めるもので余っているものと言えば、熱帯魚用のヒーターぐらいしかなかった。

このヒーターは、空焚きになると白い部分が割れてしまう…
東日本大震災以降に発売されたヒーターには空焚き防止機能が付いているものがほとんどだったはず
震災時に火事が多発したのかもしれないですね


そこで考えたのがヒーターをペットボトルに入れて空焚きさせないという単純な方法だ
用意するもの
ヒーター
ペットボトル
カッター
ホットボンドです
ホットボンドとカッターは100均で手に入ります。
ヒーターは持っていない人なら買わなければならない
2000円ぐらいするが面積を考えるとピタリ適温プラスよりコスパがイイと思います。
今回は500mlペットだが元々さらに大きな容量の水を温めるヒーターなので1.5mlでも十分に温度を保つことができるからです。

 

 

まずカッターナイフ、ニッパー等で半分にカットします


更に真ん中をカットしていきます。
後で埋めるので適当で大丈夫です。


次にペットボトルにヒーターを入れます。
水はこの時に調節しておきますが、ホットボンドでは完全防水はできないので
上を向けて少し傾けるようにして使うので水も少し少なめでも大丈夫です。


入れたら先ほど割ったキャップで蓋をします


キャップの周りはビニールテープで巻きます。


これがホットボンドです。
ミミズコンポストに興味があるかたはほとんどご存じかとは思いますが、


プラスチック系の物を熱で溶かして出します。
しばらくしたら固まります。



完成。
キャップに水が接しないように設置したほうが漏れなくてよいと思います。
できれば立てたまま使った方がいいのと、500mlだとヒーター短いタイプしか使えないです

ある程度蒸発することが予想されますので短いタイプを使った方が空焚きのリスクを減らせます。

どうだったでしょうか?
この方法だとシマミミズだけではなく、ほかの爬虫類たちにも安全につかうことが出来ると思います。
水槽ヒーターはあるけど、他に温める道具がない方一度試してみてはいかがだろうか?